ナイチンゲールがおはようと囁くころ。

空にはぴかぴか、銀の王冠。

あたたかなベッドをそっと抜け出して。

ぺたりと付いた床の冷たさに、
吃驚して思わず声が裏返ってしまったとしても、
それはご愛嬌。

パパとママにはナイショの話だからね。

ほらほら。
よぉーく耳を澄まして。
窓の外でみみずくが君を呼んでる。

森の歌う、あの優しいやさしい子守唄が聞こえる？


しっかり手を繋いで。


さぁ輪になって座ったら。



眠れないよるのために。

 

 

 

 

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